夏休みに置いてきた読書感想文を取りに…

僕は読書感想文が苦手だった。思考も行動もガキだったあの頃、僕は足の速いやつと野球のできるやつがこの世で一番格好いいと思っていた。そんな少年が歳を重ねること22年。夏休みに置いてきた読書感想文を取りに、読んだ本の感想をつらつらと書き残そうというのがこのブログのテーマだ。遠い昔に置いてきた忘れ物を取りに。

テーマとコンセプトのピボットの御話。

就活ブログというテーマで頑張って書こうとしていたあの頃が懐かしい。

 

まだ、あの頃は京都の街に一人暮らしをしていた。

 

7畳ほどの小さな部屋。ガラスの机匂いた本の目線を気にしながら社長椅子に深く腰掛け、赤いマークが光ったスピーカからAWAで流した小洒落た洋楽が颯爽と流れていた。

 

今は随分様子が変わった。

 

同系色とアクセントカラーでうまく配置された家具に囲まれながら、木目調の落ち着きのあるテーブルにコーヒーとクッキーを並べながら時計の秒針の音を聴いている。

 

諸行無常である。ああ懐かし。

 

そんな、日々の移り変わりに思いを馳せながらも今日記しておきたいことは一つだ。

 

「僕は、夏休みの読書感想文を取りに行きたい」
だから、就活日記から著書レビューのブログに大きく方向転換させてください。

 

いや、許可を得なくても勝手に変えます。

 

  • 著者とのダイアログから何を考えたのか
  • 物語から想像した世界はどんなものか
  • どの言葉遣いに惹かれたのか 

こんなことを読後に記して行こうと思う。

 

文章力や語彙力に全くの自信がないのではあるが、趣味で楽しい時間が生まれるのであれば良いのではないか。

 

そんな風に考えておる。ああ、諸行無常。