2017年の読書ランキング!!
あけましておめでとうございます。
多賀大社で一升瓶を片手に大吉のお姉さんに声かけて帰ってきました。
新年早々、好調な滑り出し(?)です。
さて、読書関係のお話をするブログにしたはずなので読んだ本を中心に2017年を振り返ってみたいと思います。
”その時に手に取る本”はその時の自分の興味関心や、身に付けたいことを的確に表しているなぁと手に取った本の種類がめまぐるしく変化していくことから感じます。
媒体的な話では、kindleを購入して比較的ライトな本や小説はkindleでサクッと読んでしまう。そんな習慣が身についてきました。
さてさて、2017年はというと「重厚感のある本」を数冊読んで著者と会話するという意味がわかったような気がします。(重厚感のある本を書けるくらいもっと勉強したい!)
『ストーリーとしての経営戦略(楠木建)』『確率思考の経営戦略(元USJ森岡)』『幸福について(ショーペンハウワー)』『サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ)』などなど
薄いテクニック本を読んでも読んだ気がしない。そんな感覚がえれたのは少し読書を志す人間としては成長かな。
一方で、著者の意見に対して論理的に深い洞察を持って意見を言えないもどかしさは常に感じております。
それでは、ランキング5発表します!
<第5位:『言葉にできるは武器になる』>
就職活動ではしきりにこの言葉を言われ、自分に言い聞かせた。
「言語化」
昔から、トイレでウンコしながら過去の自分の体験を振り返り、なぜそうなったのかを漠然と振り返りながら、今後改善すべき点をクリアにするという行為を自然に行ってきたのでなるほどなぁとなんとなく理解していたのですが、
この本を読んで、僕は言語化していないなぁとハッとさせられたのを記憶しています。
書き出すこと、吐き出すこと、整理すること、幾多のもの言葉をインプットし適切な言葉を使うこと。
これらが全て行われて初めて独自性のある「言語化」ができるのかなと思った次第です。
12月にはSHOWROOMの前田さんのメモ術がNP上で話題になっていたけど、考えは頭だけで考えるのではなくてPCのHDよりクリエイティブで優秀な紙という外部メモリに吐き出して線を書いて、図を作って考えて貯めていく人生にします。
メモ!言語化!そのための語彙力UP!
<第4位:『幸福について』>
「愛するということ」に次ぐ哲学書。
あら難解。
この本を読んで考えたことは、賢いことが幸せなことなんだということ。
認知力が高く、言語化力が高い人が物事を動かせる。
いろんな物事を細かいところまで認知できるようになろう。
<第3位:『ストーリーとしての経営戦略』>
楠さんの本は本質的でロジカルでユーモアで、どんな分厚い本もスッと読むことができる。
この本の本質は、普遍的に勝てる戦略はないということ。
その会社、個人に依存しているとことが大きくそこを認知してどれだけ他者から見て?となる戦略を描けるかどうか。
個人的な生存戦略も働くまでに立てる。絶対。
<第2位:『こころ』>
純文学をここまでどっぷり読んだのは初めて。
今までは、言葉がわからなかったり表しているそのものを認知できなかったりしたけど、本を読み慣れてきたのと深いところを言語化して考えた経験を就活でしたからこそ理解できたのかもしれない。
もっと文学に触れていきます。
<第1位:『サピエンス全史』>
再読したい本。
なぜホモ・サピエンスは生き残れたのか。
こんなシンプルで本質的な問いをここまで広い視野と深い洞察力で書かれるとたまったもんじゃない。
何にでも転用できそうな気がする。
以上です!
一冊一冊もっと準備して心を込めて紹介すべきだなと書きながら思ったところでさようなら!